偽装ラブホテル(=一般のホテルとして営業許可を受け,実態はラブホテルとなっているもの)というのは,
    法の抜け穴くぐり
の典型というべきものです。

 旅館業法や風営法の「趣旨」(≒本質)から見たら,許されない(≒違法)はずなのに,
 法律の条文の「字面」(≒表面)から,許されてる(≒適法)と開き直るわけですから,
 こういうものこそ「偽装」と呼ぶにふさわしい業態です。
 (だいたい,法律を分かっているかどうかは,「趣旨」を理解しているか,「字面」しか見ないか,によって区別できます。)

 神戸の住民が「偽装ラブホテルをなくす会」を立ち上げて,声を上げ,
 この活動に応えて,兵庫県警が,「偽装ラブホテル対策室」を設置していました(→こちら

 昨年11月に捜索差押に及んだ上,
 とうとう,逮捕となりました(→こちらです。
 他の捜索先も書類送検されるなどして(→こちら),刑事事件となっています。

 既に,偽装ラブホテルに対しては,民事的(行政法的)には,これを許さないとする上乗せ条例が適法であるとの判決が出ていて(名古屋地裁17年5月26日判決&名古屋高裁平成18年5月18日判決→こちらが詳しい),すでにNOの結論が出ています。
 さらに,今回は,犯罪としてNOが出されたわけですから,
     法の抜け穴はふさがれた
と見て良いでしょう。

 今後は,さらなる全国的な広がりとなっていくかどうかが注目です。
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