私が憧れる加藤周一さんが
    「戦争はウソの体系」
という言葉を紹介しておられた。

 北朝鮮のミサイル報道の狂乱ぶりは、この言葉を実感するのに、実によい勉強になった。

 本当にミサイルだったのか人工衛生だったのかは,今やどちらでもよい。
 とにかくウソかホンマか分からないにもかかわらず、日本国中全体がミサイルフィーバーになった事実は、厳然として存在する。

 敵国を作って、多くの国民の支持を得て、軍備配置するのは実に簡単なことなのだ。

 私は、政府なんかよりも、
    ◆世論をヒステリックにフィーバーさせるマスコミと、
    ◆これを無批判に受け入れてしまう我々市民に、

すごーく,すごくオソロシイ恐怖を感じた。


 加藤周一さんの「羊の歌」には,大東亜戦争が始まる直前の日本の国のフィーバーぶりが描写されている。
 当時の新聞社や民衆と,今のマスコミや市民と,何が違うだろうか?

 批判が許されない社会の渦の中で,「ウソ」の意味を見抜いていた加藤さんに,私は憧れる。
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