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 遺言を書く人がずいぶん増えているそうです。
 たいへん結構なことだと思います。

 遺言は,その人にとって最後の財産処分行為なのですが,法律的には,
    ■原則は法定相続で,遺言はこれを修正する特則だという考え方と,
    ■原則は遺言であり,遺言がないときに法定相続を使うという考え方,
があって,それぞれ議論があるようですけれども,難しいことは置いておきます。

 私は,誰もがちゃんと遺言を書くべきだと思います。

 なぜなら,自分自身の財産なのだから,きちんと財産の処分方法を示しておくのが,責任ある態度だと考えるからです。

 遺された相続人たち相続紛争などは,誰が悪いかって,私は,亡くなった御本人がきちんとしておかないから悪いのであって,恨むなら故人を恨むべきで,生きている人同士で傷つけ合うのは道理に合わないと思うのです。

 私的に遺言の心得を3つ挙げるとしたら,

  1 元気なうちに書きましょう

  2 大金持ちにならないうちに書きましょう

  3 弁護士にしっかり相談しましょう


ということです。

 イメージとしては,遺言なんて,よほど高齢になって,能力も乏しくなってから書くのがパターンのように思われがちですが,もうヨボヨボになって判断力も乏しくなってからでは,本当に自分の意思と言えるのかどうか誰が見ても不安です。
 次代に遺せるだけの財産を築いたと考えたその時点で,しっかり次代のことまで見据えて道筋を付けてこそ,意味があるとは思いませんか。


 大金持ちになってしまうと,渡す方も,もらう方も,いろいろ思惑が出てきて,シンプルな考えが持てなくなります。
 ですが,「誰のために,何のために」財産を遺すのか,という基本方針はシンプルなはずです。シンプルな基本方針を持てるうちに,自宅だとか,家業だとか,重要な基本部分の帰趨を決めておくべきだと思います。
 預金だとか,株や証券だとか,伸び縮みする財産は,あとで調整できます。


 ヘンテコな遺言書が出来てしまって,あとでトラブルになるのは,だいたい御本人の素人判断で作った場合か,ご家族の思惑がゴチャゴチャと入り乱れている場合か,大事な基本方針を忘れて節税だけを考えて作った場合か,どれかです。
 「きちんと」「第三者に」「基本方針」を見てもらうとしたら,やっぱり弁護士に相談するのが一番だと思います。


 宣伝みたいになってしまいましたが,普段から思っていることですのでご容赦をば。
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