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 つながりカフェというのは,文字通り「つながり」を目的とするつどいです。
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 NPO法人市民事務局かわにしが主催しているのですが,毎月,開催されています。

 しかし,毎年4月25日にはJR福知山線事故とのかかわりをテーマにして,参加者が一人ひとこと何かを話すのを例にしています。

 今年は40人もの参加を得て,一番多かったんじゃないかなと思います。

 「他人事とは思えない」,
 「親しい友人が遺族となって関わり方に悩んできた」,
 「社会のあり方に疑問を感じる」,
 「自分自身のこの1年間と重ね合わせてみた」,
 「風化させてはいけない」等々,
本当に多くの方々のいろんな意見に触れることが出来て,毎年のことながら,実に有益な機会だと感じました。
 私は,自分の番では,今回の事故を通じて3つの「冷たいもの」があると感じると言いました。

 一つは,法律とか制度というもの。
 もともとは,人のために作られた決まりごとなのに,一旦できてしまうと,被害者に苦しみを与えたり,回復を阻害するハードルになってしまう。
 法律家だけに,もどかしく感じます。

 二つ目は,風化を早める社会。
 風化というのは,被害者を孤立させます。
 何度も同じような事故が再発するのは,安全を忘れてしまうからで,風化というのは,冷たいだけでなく,危険でもあります。

 三つめは,組織というもの。
 JRの職員さんも,一人ひとりの役員も,個人としての思いはみなさん熱いものを持っている。
 しかし,一旦組織の中の一員として考えたり行動したりするときは,人が変わってしまうようになる。
 今回の悲しい事故の原因が組織の冷たさ,危険さにあるのではないかと思います。


 そして,4月25日の〆に,「思いをつなぐ連絡会2009」として挨拶をさせていただきました。

 「思いをつなぐ連絡会」というのは,一人ひとりの遺族,負傷者,家族たちが,それぞれ様々な思いを抱いているのですが,それをひとまとめにしたり,集約したりすることをせず,それぞれの思いをつなぎ合うということで出来たネットワークです。

 それで,実態をそのままネーミングしたのが「思いをつなぐ連絡会」です。

 はじめは,こうして「人」と「人」の思いをつなぐものでしたが,時を経るに従って,様々な地域での広がりがうまれてきました。
 「場所」と「場所」の思いをつなぐという面が出てきました。

 そして今年は事故から4年目。
 これまでの3年を踏まえ,5年目や,これからの安全,明日の社会へのつなぎがポイントになる年でした。
 つまり,「過去」と「これから」の思いをつなぐところに,新たな意味が見出されたような気がします。

 「人」や「地域」さらには「時」をつなぐ,というところに今年の取り組みの意義があるということで,長かった一日を締めました。
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