上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 まさか地元が国内感染の震源地になるとは思ってなかった。
 昨日から,神戸市を中心に,新型インフルエンザで大騒ぎだ。
 週明けから,弁護士会としても,早急な対応が必要である。

 しかし,まずもって申し上げたいことは,神戸高校,兵庫高校をはじめとする高校生の患者のみなさまに,
    「お大事に。早くよくなって下さいね。」
のお見舞いの言葉である。

 さて,さて,こういう当たり前のお見舞いの言葉が,どういうわけかあんまり聞かれない。

 マスコミのニュースを見ていても,テレビのニュースを見ていても,お見舞いの言葉は聞こえてこない。
 ちょっと検索をしてみたけれども,報道も,行政も,政府も,患者さんへのお見舞いはすっかり忘れているようだ。

 今回の感染騒ぎで,一番ショックを受けているのは,ほかならぬ患者さんご自身のはずだろう。

 それを,なんだか知らないけれど,
    事件の客体
のような扱いをしている。

 さすがにダイレクトに人権侵害するような表現は見られないが,「感染源」として扱っているだけで,「人」として尊重しているのかどうか疑問に感じるところもある。

 以前に,
  「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」
のことをちょっと紹介したけれど,あの法律を作った背景の一つには,伝染病の患者さんに対する人権侵害を行ってきたわたしたち社会全体の反省もある。

 患者さんの身になって考えてこそ,はじめて「我が事」として考えられるのではないか。


 「感染予防は,非感染者にとっての関心事であろうが,

 「感染対策は,感染した人の状況を具体的かつ真剣に考えてみないと意味がない。

 いつまで経っても「感染予防」ばっかり声高に叫んでいるようでは,「感染対策」は全く進化しないし,放っておくと,人の道を外れてしまう危険もある。
 魔女裁判や,犯人捜しのような発想は,もってのほかの愚行である。

 新型インフルエンザの患者さんたちは,今,あらゆる機会から隔離され,我が身を案じている。
 まず,私たちは,人の道として,患者さんとご家族の方々にお見舞いの気持ちを持ち,平癒を祈り,その上で感染予防に努めよう

 危険やリスクばっかり言いふらす片面的な報道・政府・行政対応では,真の「感染対策」は期待できない。
Secret

TrackBackURL
→http://tukui.blog55.fc2.com/tb.php/803-70f80dd5
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。