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 徳岡さんとお玉さんが左ウイングの右後方に並んで登場した
   8月15日のNHK特集
   「日本の、これから 核」

ですが,出演した市民のみなさんの感想は,どうやら消化不良気味のようですけれども,一視聴者としては,なかなかのものではなかったかと思います。

   ◇核問題を,真っ正面から取り上げたということ
 
   ◇ドキュメンタリーとして,基本的な情報を,視聴者に伝えてくれたこと

   ◇いろんな意見や,いろんな立場があることを,リアルに伝えてくれたこと

   ◇市民がいかに核問題を考えていない(=避けてきた)かを認識させたこと


など,感じるもの,得られるものが多かったと思います。

 専門家からすると物足りなかったのかもしれませんが,平均的視聴者のレベルからすれば,かなり高度で濃密な内容だったと思いますよ。

 もっとも,なんとなく番組作成者の意図として,非核三原則を維持しながら,核の傘を現実的選択として肯定しつつ,核廃絶に向けて日本の関心を高めたい,という雰囲気が伝わってきましたけれども,どうであれ,なんであれ,出演した仲間にはねぎらいの言葉を伝えたいところです。

 最後の一言で「被爆者の方々を大切するに政府を」と書いた(けれども発言できなかった),原爆症訴訟の弁護団の一員である徳岡さんのブログ(→こちら)から,実況,生感想を転載をさせていただきましょう!
      ↓
徳岡宏一朗の「Just the way you are!」
  「日本のこれから、核」視聴終了(2009年08月15日)
から引用(写真も)

67557.jpg
まじめな番組でしたねえ。

 私はNHKといえば、「ケイタイ大喜利」で、「クローズ・アップ現代」とか、NHK特集など、まじめなものはイエティ任せです。そういう一視聴者から見て、この番組が裏番組の日韓バレーボールに視聴率で勝負するというのが無理だと思いますね。

 終わったあと、みんなで軽食を食べながら歓談したり、全員写真を撮ったりしました。意見は違えども、番組が終わればノーサイド。いい雰囲気でした。

 いろいろ聞いてみると、番組への集められ方はさまざまなようです。被爆者の方は日本被団協を通じて連絡して、何度も打ち合わせしたようです。ほかにも所属する団体に連絡があって、選ばれてきた人も多かったようです。

 私のようにHPやブログで選定している段階では、核武装論者が半分以上だったそうなのですが、ネットウヨクは匿名の人が圧倒的に多く、連絡がつかなかったり、面接段階で番組に登場してもらうには、なにか不都合があったらしく、ふたを開けると全体の2割未満になってしまっていましたね。でも、一人で5人分しゃべる人が数人いらして、迫力では負けていませんでした。視聴者の印象がよかったかどうかはわかりませんが・・・

 番組内で私が突っ込みを入れたアメリカ人のスミスさんと仲良くなって、名刺交換して話し合ったのですが(すごいインテリでびっくりしました)、彼は、番組つくりの前提が失敗していて、議論が膨らまなかったといってましたね。「中国や北朝鮮が日本に攻めてくる可能性がないのに、あるという前提で核抑止や核武装を論じてもしょうがない」と感じたそうです。核武装論や抑止論の日本人出演者とちがって、彼の中では、攻めてくる可能性はないという現実の中でも、核抑止が必要なのではないか、という議論になると期待していたようです。それは日本の一般の番組としては内容が難しすぎますね。

 ほかにも、NHKの今回の番組つくりを批判している方がいらして、その方によると、NHKは今回の番組の台本を被爆者団体に見てもらったりしていたそうですね。いくつかの案のなかで、被爆者の方々が一番だめだとダメ出しを出された順番で番組が進んだので、怒っておられました。

 確かに、番組では核実験や原爆投下の空撮映像は出ても、被爆の実態は映さないわけです。
 核の恐ろしさを語らず、日本のこれから、核。という番組なのに、北朝鮮の問題から番組を始めるのでは、核容認=核抑止論や核武装論の人に塩を送るような土俵設定ですね。

 外国人の出演者4人はどなたも素敵な方ですばらしい人選でしたが(パキスタンのマリックさんにもう一度話をさせてあげたかった。。。)、インドとパキスタンの両国から一人ずつ参加されたお二人ともが、核を持ってよかった、日本も持ちなさいという意見だったのには、NHK偏ってると言われてもしかたいものを感じました。が、出演者確保にものすごく苦労しているディレクターたちの姿を思うと、必死の努力の結果としての偶然なのかな、とも思います。

 私は流れはNHKが作ると覚悟していましたから、どんな流れでもついていこう、と思っていたので、へんな順番で議論させるなあと思っただけで、不満はなかったんですが、いわれてみれば、いびつなつくりの番組でした。

 NHKとしては、別に議論をどうしたいという意向があったわけではなく、番組のしょっぱなで視聴者を「北朝鮮」でつかみたいという一心だったのではないでしょうか。それがテレビの生み出す大きな罪の源泉ではあるのですが。

 さて・・・自分のことですが・・・自分がテレビに出ているところを見る機会はめったにないんですが・・・覚悟していた以上に見栄えが悪い!人柄もほんとに悪いからかもしれないけど、悪く見える!!
 太ってたときのほうが、まだ、ましにみえたかなあと。しゃべってないときも8台のカメラが狙っていたそうで、無防備な姿を次々と放映されて参りました。

 発言については、全員が、ディレクターから、「手を上げたりするより、とにかく話し出してください」といわれていました。
 確かに、名前を挙げて司会から指してもらうことができる人はシナリオで決まっているとすぐにわかったので、しかたなく、行儀悪く、人の話に割って入るしかったです。
 そして、いったん発声すると、弁護士業と講師業と教授業で鍛えた?私の声が1オクターブ、ほかの人より高いので、カメラがこっちに来てしまうという感じでした。それがわかって、最後はしゃべるのを控えました。番組を見ていても、空中からダントツに通る声が聞こえてきて、カメラを向けたら私だった、という登場ばかり。妻や娘は見ながら、あ!と声だけで私が出るとわかってましたからねえ。

 若いすばらしいスターや、経験豊かな知識人が平和主義者側には何人もいることが、収録開始後すぐわかったので安心でした。NHKが必死に集めたけれども、核武装論者には説得力のある人がいない感じでした。
 ただ、私は関西人なので、来たからには、少しはしゃべって帰ろうという感じでしたね。

 貴重な体験をさせてもらって、NHKには感謝です。うちの法律事務所は「テレビに出るようになったら事務所追放」という固い掟があるのですが(そこまで落ちたらアカンということですね)、一回限りなので許してもらえるでしょう。
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