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 明日,兵庫県弁護士会で,裁判員の劇をやります。

 原作;野口善國弁護士,
 脚本・演出;野口善國・徳岡宏一朗弁護士,
 出演;当会の弁護士一同

 「この子はどうなる?」

map-bengoshikaikan.gif 日 時   平成21年8月22日(土) 午後1時から3時30分

 場 所 兵庫県弁護士会館 4階講堂 神戸市中央区橘通1-4-3


 参加無料・予約不要です。

 詳しい案内は,

 弁護士会のHP(こちら)
      あるいは,
 徳岡宏一朗のブログ(こちら)

へどうぞ。

案内文からの抜粋です
 これまでのマスコミなどの報道を見ると、「成人の刑事事件について、裁判員裁判が始まるとどうなるのか?」ということについて議論されているのが大部分です。
 しかし、「少年の重大事件」についても「裁判員裁判」は実施されます。
 少年事件には、単に少年を罰するのではなく、「少年の健全な育成」を図るという「保護主義」の理念が働いています。少年法の理念は「裁判員裁判」であっても変わるものではありません。
 少年の重大事件について、「裁判員裁判」を行った場合、どのような問題がおこりうるのでしょうか?裁判員の皆様に少年法の理念を理解してもらうにはどうすればよいのでしょうか?
 これまで余り議論されてこなかった「少年事件裁判員裁判」について、兵庫県弁護士会所属弁護士が劇によるシミュレーションを行った上で、その課題について皆様と一緒に考えてみたいと思います。


 少年を扱う事件の,最大の特徴は,判断にあたって,
    「少年の保護」
という要素が加わることです。

 裁判員裁判は,
    「真実は何か」
    「どんな罰が妥当か」

という二点を取り扱うわけですが,「少年の保護」というのは,かなり異質の問題です。

 これを,
    「罰のあり方」「保護のあり方」
と混同してしまうと,間違えてしまいます。
(そういう誤りを,平気で口にする大臣も大勢いましたが…)。

 実務上の最大の問題は,
     調査官の調査記録
を,裁判員裁判の場でどのように扱うかということです。

 調査記録は,非公開の秘密資料で,きわめてプライベートな詳細資料です。
 その内容が,「少年の保護」のあり方を大きく左右します。

 しかし,裁判員裁判では,証拠の厳選を行い,公開の場で,限られた論点について,口頭主義で行います。
 調査官の調査記録の取り扱いのあり方は,未だ,決まっていません。

 そんな状況で少年が裁判員裁判にかけられたとしたら「この子はどうなる?」
追記

翌日の神戸新聞の記事です。

syounennsaibainnn.jpg刑罰と少年の更生でシンポ 裁判員裁判の課題探る

 裁判員裁判を模した寸劇。左が被告人質問に答える少年役の弁護士=22日午後、神戸市中央区の兵庫県弁護士会館

 重大な刑事事件で少年が起訴され裁判員裁判で審理された場合、どのような課題があるかをテーマにしたシンポジウムが22日、神戸市内であり、弁護士ら約100人が参加、刑罰と少年の更生のどちらを重視するかについて議論を交わした。

 19歳の大学生が路上強盗でけがを負わせたとの想定で、弁護士が寸劇を披露。成人と同様の刑罰と、少年院送致などの保護処分のどちらが適切か、会場の意見は真っ二つに分かれた。

 神戸の連続児童殺傷事件の少年審判で、加害者の付添人を務めた野口善国弁護士はパネルディスカッションで「事件が凶悪でも、短期間で変われる少年が多い。安易に刑罰が選択されないよう、じっくり審理する必要がある」と話した。

 少年事件が裁判員裁判で審理された事例はまだないが、これまでに千葉、名古屋両地検や大阪地検堺支部が対象事件で少年を起訴している。(8/22 17:23)


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