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憲法79条2項は,次のように定めています。
「最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付(す)」

それから,裁判所法41条では,次のように定めています。
「(最高裁判所の裁判官の任命資格)  最高裁判所の裁判官は、識見の高い、法律の素養のある年齢四十年以上の者の中からこれを任命

今回の衆議院選に合わせて行われる「国民審査」ですが,バッテン(×)を付けるリコール制のようなイメージがありますけれども,

条文の書き方からすると,むしろ,

「識見が高くて法律の素養のある人」
       を
「主権者である国民が任命する

手続だと考えた方が素直ではないかと思います。
(この点,学説は分かれていますが,単なる解職制度に過ぎないという見解には与しません。)

実際,最高裁判所の裁判官紹介のページをみますと(→こちら),
各裁判官の,過去の経歴が,比較的,詳しく出ています。
特に,行政官出身の裁判官の場合,役職もかなり詳しく出ています(たとえば,竹内行夫裁判官の場合は,→こちら

国民審査となると,その裁判官が最高裁で出した主な判決が参考情報として紹介されたりします。
しかし,それを理由に解職を求めるのは,裁判官独立の原則からすると,私は少々違和感を覚えます(それはそれで,最高裁への民主的コントロールの観点からすると正しいのですけど)

むしろ,その人が最高裁判事に就任するまでにどんなことをしてきたのか過去・経歴が問われる,のが国民審査の任命のあり方としては正しいのではないでしょうか。


「竹内行夫裁判官にバッテンを」の活動に,私は賛同です。
竹内裁判官の過去の経歴や,やってきたことを考えますと,とても任命すべき人だと思えないからです。

司法における国民主権を実現するには,裁判員制度より前に,まず既存の国民審査制度をきちんと活用しないと!

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