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 明日は投票日だが,今回,「憲法」が争点になったという認識は,誰も持ってないに違いない。

 言うまでもなく,今,憲法は岐路に立たされている。
 国際的には,オバマ大統領の登場で,平和政策とりわけ核問題は大きく舵を切ったところだ。
 内政的にも,貧困,失業など,生存権などの社会権のあり方に,大きな転換が求められている。
 何よりも,来年5月18日には,改憲国民投票法が施行される。
 どのような道筋を通ろうとも,憲法を避けて通るわけにはいかない状況にあるはずだ。

 そうすると,今回選ばれる議員の人たちが,今後の憲法のカギを握っているのは,火を見るより明らかである。

 しかし,憲法問題については,今や埋もれつつある小政党が語るのみで,
 自民党は口を閉ざし,
 民主党も多くは語らなかった。

 民主党のマニフェストのダイジェスト版の締め括りは
    「国民の自由闊達な憲法論議を」
となっているけれども,今,自由闊達さなど微塵も感じない。

 憲法問題をタブーにしたのは,「投票につながらないから」というつまらない理由よりも,
 「寝た子を起こすな」という,事なかれ主義が本音なのだろう。

 マザーテレサが,「『愛』の反対語は,『無関心』である」と語っているとおり,
 瀕死の病身にある憲法にとって,一番の薬は「関心」や「議論」である。
 とどめを刺すのは,「威勢の良い改憲論議」よりも,むしろ「無視(黙殺)」に違いない。

 私が入会した青年会議所は改憲派なので,私の信条とは基本的に合わないけれども,
 西宮青年会議所が開催した,候補者たちによる公開討論会では,憲法問題も,テーマとして取り上げた(→こちらです

 今回の選挙で,憲法問題を黙殺をしてしまったツケは,
 いつ,どこに,どういう形であらわれるのだろうか?

 選挙後に,最初に行うべき行動は,憲法の議論だ。
 切り口は,平和問題,外交問題,経済政策,社会保障,教育問題・・・なんでもよい。
 どの問題であっても,憲法の理念を活かしているかどうかという視点で,モノを考え,モノを語れば,それが必ず生きてくるのだから。
 黙殺は公約違反であり,国民にとっては自殺行為である。
神戸新聞には,8月16日付けで,次のような記事が出ていた。
まったく同感だ。

違う立場からということで,
  兵庫県の青年会議所のコメントと,
  兵庫県下の9条の会のコメントが,
でていた。
 両方とも顔を出している私としては,この記事には全く同感。
かすむ憲法論議 9条の行方は… 衆院選

 総選挙を直前に憲法論議が低調だ。来年5月の国民投票法施行を控え、「戦争放棄」をうたう9条の行方が注目されるが、改憲原案を審議する憲法審査会は休眠状態のままで、選挙前哨戦でも訴えが少ない。太平洋戦争の終戦から15日で64年。護憲、改憲双方の有権者から「しっかり意見を述べて」との声が上がる。


 「まずは雇用拡大」。兵庫1区から無所属で立候補予定の新社会党県本部委員長原和美氏(59)は今回、演説の順番を変えた。過去4回の国政選挙は「護憲」を強調してきたが「政権選択が注目され、憲法はかすんでいる」と、関心の高い景気問題を優先するという。

 マニフェスト(政権公約)では自民が「自主憲法の制定」、民主は「自由闊達(かったつ)な論議」を主張。ただ街頭では、「憲法改悪を許さない」とする共産を除き訴えは少ない。

 「憲法はタブーではない。選挙でいろんな意見を出し合うべきだ」とは、日本青年会議所・兵庫ブロック協議会の田村亜紀副会長(37)。神戸・阪神間で候補予定者による公開討論会を開いたが、「外交や憲法に関する質問も多く関心は高い」という。

 与党は今年6月、憲法審査会の委員数や手続きを定める規程を衆院で制定したが、野党は反発。議論は進んでいない。

 護憲派の市民団体「とうふ連九条の会」の畦布(あぜふ)哲志代表(61)は「審査会の始動は改憲につながる」と警戒。「憲法は隠れ争点。国民投票法施行前の今回の総選挙は、民意を示すチャンス。候補者もスタンスを示してほしい」と話す。一方、自主憲法の制定を求める神社本庁の関係団体「神道政治連盟」。県本部長で魚吹八幡神社(姫路市)宮司の澤弘隆さん(63)は「自衛力を明記するためにも、9条改正を」と主張し「憲法や外交など国家像をめぐる論議が少なすぎる」と不満をもらした。

(岸本達也、紺野大樹)
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