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北朝鮮核実験を実行したということで、ニュースは、そればっかりです。ブログ上でも、いろいろ談義が盛り上がっています。

北朝鮮が、核兵器を政治目的に利用したことは明らかです。国際社会で批判をあびるのは当然でしょう。

問題は、これを契機に憲法改正の動きが加速しつつあり、また、日本も武装しようよ等という議論が起きつつあることです。

言うまでもなく憲法というのは、それ自体は「紙切れ」に過ぎません。
日本の平和が、この紙切れ自体によって守られてきたわけではありません。
お守りのお札じゃないんですから。

実行が伴ってはじめて、憲法が活きてくるわけです。
これまでは、憲法という紙切れにより平和が守られてきたのではなく、これに基づく施策が実行されてきたから、戦争をしないで済んだわけです。

私は、今、この機会にこそ、あらためて憲法の価値を実行に移して欲しいと思っています。
憲法は、馬鹿の一つ覚えみたいに、9条で「戦争放棄・武力不保持」だけを主張しているわけではありません。

前文には、平和的生存権というのが定められています。
そこには次のような文言が書かれています。
「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。
われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」


まさに、国際社会において、オピニオンリーダーとなって、全世界の国民が、北朝鮮の核や専制による恐怖から免れるように努力し、かつ、北朝鮮問題の根源にある偏狭・欠乏を除去する努力をせよ、と書いてあります。

ついでに付言すると、北朝鮮が奇行に走る直接原因は、アメリカの高圧的な態度にもあります。アメリカと北朝鮮の中に入るのは、現状ではとても困難なことです。しかし、両者の和平交渉のリード役を果たせれば、国際社会で名誉ある地位を占められることは確実でしょう。
憲法はそういう役割を求めています。

憲法はそういうことを期待しているのです。

何も、国際社会が危機に瀕しているというのに、9条を盾にして自国に閉じこもって知らん振りをして逃げ回るようなことは、予定していません。
よく、逃げてばかりじゃダメだろう、という憲法批判がありますが、それは憲法の姿勢をよく理解していない人の誤解です。
憲法は、暴力に対して、理性で立ち向かうことを求めています。

今のこのタイミングにこそ、国際社会で、平和的生存権の実現を図らないといけないと思います。
ちなみに、憲法では、この権利だけは、「日本の国民」だけでなく「全世界の国民」が享受すべき権利とされています。
憲法が真価を発揮できるのは、まさに、今このときではないかと思います。

政府は、国連で議論をリードする意気込みのようです。
強気なのは結構です。
ただ、武力制裁一辺倒の主張をするのではなく、あくまで全世界の平和的生存を実現するような方向で議論をリードしていただきたい。
イラク戦争の二の舞だけは避けないといけないと思いますから。


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