上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 2010年10月2日,村井雅清さんが満60歳になった。

 村井さんは,

   阪神大震災を契機に生まれた『被災地NGO恊働センター』の代表であり,

   世界中で活躍する『CODE海外災害援助市民センター』の事務局長である。


 この日,村井さんの還暦講演会があった。

murai2.jpg murai1.jpg

 講演の内容は,後日,書籍化されるということなので,乞うご期待である。



 村井さんについて,3点だけ語ろう。

 実践知
  理屈や能書きじゃない。
  まずは現場,そして実践。
  しかも,自分の目線ではない。
  相手の立場に立って行動し,そして考える。
  そうすると,本当の「知」が得られる。
  だから,村井さんのお話は常に具体的だし,とても知性にあふれている。


 “不良”ボランティア
  「不良」というのは,必ずしもワルのことではない。
  不良とは,既存の因習やルールに縛られないこと。
  平時のルールは,災害時や緊急事態が起きると,たちまち不条理に変わってしまう。
  為政者に都合の良い治安化ルールは,弱者にとっては,単に苦痛を強いる縛りに過ぎない。
  災害時のボランティアには「やさしいこころ」が大切だ。
  それさえあれば何も躊躇することはない。
  「なんでもありや」というのは,村井語録の一つだが,不良ボランティアの金言だ。


 最後のひとりまで
  個人の尊重を何よりも大切にしようとする考え方だ。
  言うは易く行うは難きことゆえ,“理想論だ”と一蹴する向きもある。
  しかし,この世の中で,“現実に”それをやっている。
  震災をきっかけに生まれた「足湯隊」の真骨頂は,一人ひとりの「つぶやき」を拾い集めること。
  「最後のひとりまで」は, ボランティア活動の核心である。
  それは,近代社会が行き着いた実践知でもあり,日本国憲法13条の精神でもある。




 今,私が少々ボランティア的な活動に足を突っ込んでいるとしたら,その師の一人は村井さんにほかならない。

(どうでもいいことですが,2010年10月2日というのは,上から読んでも,下から読んでも「2010102」という回文DAYでした。)
Secret

TrackBackURL
→http://tukui.blog55.fc2.com/tb.php/860-9c214515
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。