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 ヤメ蚊さんこと,弁護士の日隅一雄先生が,6月12日午後8時28分,永眠されました。

 昨年5月25日,末期ガンで余命半年の告知を受けたにもかかわらず,それ以降も精力的にご活動され,
   『検証 福島原発事故・記者会見―東電・政府は何を隠したのか』   
などを発刊されました。

■TBSのドキュメンタリー『報道の魂』は,来る6月17日深夜,「バッチとペンと~日隅一雄の闘い~」を放送するとのことです。
 必見です。
(番組案内を末尾に添付します)
         ↓
http://www.tbs.co.jp/houtama/

hisumi.jpg

 





 今,私は,先生の遺された数多くのメッセージを,ひとつひとつ確認しなければ!という思いがあふれてきて,止まりません。

 ヤメ蚊さんとは,ブロガーとして交流をさせていただきました。
 その中で,ヤメ蚊さんからは,数知れない心地よい刺激と,在野人としての矜持と,尊敬すべき言葉の数々を,頂戴してまいりました。
 私は,何もお返しすることができず,忸怩たる思いが募ります。
 
 おそらくヤメ蚊さんの最後の著書であろう
    「主権者」は誰か--原発事故から考える(岩波ブックレット)
は,表紙に,

 「なぜ国民はこれほどまでにないがしろにされたのか 「主権在官」を打破し,私たちの社会をつくるために」


とあります。

 この著書は,戦後直後の文部省教科書『あたらしい憲法のはなし』をふんだんに引用し(←よくぞ,書いてくれた!という思いです。),最後に次のように締め括っています。

 「私たちが主権者として振る舞うために,「思慮深さ」を身につけたうえ,積極的に政治に参加していかなければ,この国は変わらず,また取り返しのつかない「何か」が必ず起こるだろう。」



 ヤメ蚊さんのメッセージを,たいせつに,たいせつに,していかなければなりません。
 その一つひとつの言葉に,ヤメ蚊さんの命を賭けた重みが込められているのですから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■日隅先生のブログです。
 本当に多くの学びを得ました。
      ↓
新)http://yamebun.weblogs.jp/my-blog/
旧)http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005


■日隅先生のツイッターです。
 最後のツイートは,ほんの3日前(6/10)でした。
      ↓
https://twitter.com/#!/yamebun


■日隅先生が編集長を務めたNPJのページです。
 私のブログもちょくちょくお世話になりました。
      ↓
http://www.news-pj.net/index.html
※NPJ日隅一雄編集長は、6月12日午後8時28分がん性腹膜炎で亡くなりました。
 末期癌の告知を受けてからも病を乗り越えて発言と活動を活発に行ってきましたが、12日から急速に容態が悪化し、本日ご家族と親しい友人たちに見守られながら他界しました。
 まだなにかを語りかけているような最後の表情が印象的でした。
 暖かいご声援に心から感謝もうしあげます。ありがとうございました。
 2012.6.12 NPJ代表 梓澤和幸  事務局長 田場暁生


■日隅先生の著書です
 あらためて読み直さなければなりません。
      ↓
◇「主権者」は誰か――原発事故から考える (岩波ブックレット)

◇検証 福島原発事故・記者会見――東電・政府は何を隠したのか(岩波書店)

◇自由報道協会が追った3.11 (扶桑社)

◇マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか? 権力に縛られたメディアのシステムを俯瞰する(現代人文社)

◇審議会革命―英国の公職任命コミッショナー制度に学ぶ(現代書館)




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TBS「報道の魂」6/17の予告(http://www.tbs.co.jp/houtama/)より
          ↓

日隅一雄。49歳。弁護士。元新聞記者。そして末期がん患者。福島原発事故発生後、日隅一雄は東京電力の記者会見に連日出席して、事故を過小評価しようとする東電や政府の幹部らを質してきた。弁護士と記者、両方の経験を持つ日隅の質問は鋭く、汚染水の海上放出、低線量被爆問題など、市民生活に直結する問題について、厳しく情報開示を迫った。

そんな日隅が腹部に異常を覚えたのは震災から2ヶ月経った2011年5月末のこと。医師による診断の結果、胆嚢にできた悪性腫瘍が大腸に転移したいわゆる末期ガンの状態で、余命半年であることを告げられた。

運命を悟った日隅は決意する。東電記者会見を通して見えてきた、この国の有り様を世に問い、社会に問題提起してゆこうと。弁護士と記者、両方の経験を持つ自分にだからこそ出来る「ニッポンの総括」をしようと。

余命告知後も日隅は、体調の許す限り東電記者会見に出席し続けた。精力的に講演活動などもこなした。そして余命宣告の半年を過ぎた頃に『検証・福島原発事故 記者会見』『主権者は誰か』といった著書を次々に発表してゆく。

番組は、そんな日隅一雄に密着した記録である。法律家であり同時にジャーナリストである日隅が、時に弁護士バッヂをつけ、時にペンを持って活動する日々を追った。

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